木曜日, 2月 26, 2015

【アクリル】スクーターのメーター修理【レーザーカッター】

木曜日, 2月 26, 2015 By

問題にぶつかった時、初めて説明書を開く。どうも、ネタ担当の穂積です。

 冬季、アパートの屋根から落ちてくる雪や氷柱(つらら)の攻撃を受け、愛車(スクーター)のメーターボックスが破損した。交換しようと思ってネットで調べたら品薄&高額だったので、例のごとく自分で直す事にした。
割れた燃料メーター。
上部3個の警告ランプ部分も割れている。
針も折れてる。

早速 設計図を描く。
形も寸法も現物を見て測るだけなので速攻で完成。

あとはレーザーカッターでアクリルを切る。
せっかくなのでメーターの針はピンクに。

まずは針を瞬間接着剤で取り付けた。
溝は針が生き残った部分に合わせる為。
なんかオリジナルっぽくてイイ感じ。

窓の部分はグルーガンで固定。
100均ショップでも売ってるのね。
ってコンセントみじかっ!www

あとは裏側から固定。
アクリル板が綺麗すぎて写真じゃ分からねぇ(;;°Д°)

どやぁ!
(少し割れている枠ん所は気にしない方向で)

 新しいパーツを買うと6000〜10000円かかるけど(自分調べ)、格安で直せてラッキー。
ほんと、レーザーカッター使えると便利だなぁ!(チラチラ

え?レーザーカッターを使いたいって?
しょうがないにゃぁ、みんなには内緒だよ?
Fab蔵 
ってココじゃん!
導入ワークショップ参加が条件です!
Facebookもチェック!

水曜日, 2月 25, 2015

2015ぐんま冬国体に行ってきました。

水曜日, 2月 25, 2015 By

スキーヤーのやつなみです。
先週は火曜日から約1週間お休みをいただいて、ぐんま冬国体に参加してきました。



会場の尾瀬岩倉スキー場です。
晴れていると山頂から富士山が見えました。
大会は女子国体コースの斜面を利用して行われました。
約1kmのコース間に40〜50本の赤と青の旗が交互に立てられ、
その間を滑りおります。

コース①スタートから前半部分

コース②後半〜ゴールエリア









大会のコースは自衛隊や地元を開催県のスキー関係者を中心とした
多くの方々の手によって作れます。ありがたいです。

開会式では、地元の和太鼓や学生の合唱で歓迎していただき、


前夜祭には御神輿が出てきて、花火も上がりました。

開会式の翌日から年齢別のクラスに分かれて、レースがお行われました。
スタート直前は思いの他リラックスでき、いいレースができました。
なお、試合の模様はスキージャーナルの付録のDVDに収録される様です。















留守に蔵を運営してくれたスタッフやサプライズ壮行会を敢行してくれた会社の
みなさんに感謝です。

最後に告知です。
今週末は、檜原湖でRoboFishWorldCup 3rd.をFab蔵主催で開催します。
ロボットが未完成の方は、土曜日に製作ができますので、奮ってご参画ください。

第3回ロボットワカサギ釣り競技会
開催日: 2015年3月1日
時 間: 5:00現地集合
資 格: ワカサギ釣ができるロボットを持参できる人
参加費: 5000円

RoboFishWorldCup 3rd. 公式サイト http://www.robofish.org/

金曜日, 2月 20, 2015

ArduinoとAndroidの連携

金曜日, 2月 20, 2015 By

こんにちは。

今回はAndroidとArduinoのシリアル通信での連携のテキストを更新しましたので少し紹介させて頂きます。

テキストはこちらです。
ここで紹介しているのはBluetoothによる連携とUSBシリアルアダプタによる連携です。

Bluetoothは、先日お伝えしました「お一人様用の回転漆風呂」でも使用しているもので、スマートフォンから無線でArduinoを操作できるものになっています。


USBシリアルアダプタはスマートフォンとArduinoを有線で繋いで通信します。
Arduinoを動かすために必要な電源はスマートフォンより供給されるため、電池等がなくても動かす事ができます。

スマートフォン(Android)からArduinoを操作したい!という方、是非一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

火曜日, 2月 17, 2015

Fab蔵と漆塗りのコラボ発表会レポート

火曜日, 2月 17, 2015 By


当日は、大雪で大変お足下の悪い中、多くの方々にご臨席賜り、無事に今年度の事業の発表が終わりました。ご参加頂いたみなさま本当にありがとうございました。

さて、Fab蔵と言うとIoTハードのインキュベーションセンターとして、ガジェンとのプロトタイプ作りや、オリジナル基板開発、プロトタイピングのために3Dプリンターやレーザーカッターのワークショップや基礎的な3Dモデリングの講座が表立っていますが、
実は事業計画の中に伝統工芸品とのコラボ製品企画•試作などが含まれています。

今回は、会津の伝統工芸である会津塗りとのコラボの発表会を開催させていただき、この度、「起き上がり小法師のルーペ」を漆器部会の佐藤理事にデザインをお披露目して頂きました。


続いて私が、Fab蔵らしく?中身を分解しながら、製作過程を紹介させていただきました。
昨年の夏に、会津若松商工会議所 漆器部会様の新作の相談を受け、3Dプリンターとレーザーカッターで試作をさせていただきました。
真夏の暑い中、夜な夜な3Dプリンターを稼働させるも中々造形できず、当時のFab蔵では1/2スケールの試作が精一杯で、最終成果物は業務用のプリンターを貸して頂いて、完成させました。
当初は、ルーペの枠を3Dプリンターで出力していましたが、レーザーカッターのMDFの質感の方が良いと言う事で、変更し、最終的にレンズ脇にLEDのライトを付けました。



続いては、『Urushimuro』と命名された、1人用の回転式漆風呂です。
http://www.fabkura.org/2015/02/blog-post_13.html

『Urushimuro』は、試作第1号から4回のバージョンアップを経て
今に至っており、その過程を紹介させていただきました。


最後に、レーザーカッターや3Dプリンターと漆のコラボが可能になり、今後は
Fab蔵でモデリングから塗りまでの行程が行える事を作品例と供にご紹介させて
いただきました。

①3Dプリンターと漆塗りの受講生の方が製作された名刺入れ





②レーザーカッターと漆塗りの受講生の方が製作された枡


Fab蔵のワークショップにご参加いただく事で、自由な創作が
可能になります。

次回は、枡のデザインの違った例をご紹介します。

日曜日, 2月 15, 2015

駅ファブへ行ってきた

日曜日, 2月 15, 2015 By


駅ファブを見学するために、会津から峠越えして、米沢へ行ってきた。会津と米沢は隣町で、会津街道でつながっている。しかしながら、鉄道が引かれなかったので、電車でいく場合は、福島経由でいくか、新潟経由(かなり時間がかかる)でいかなければならない。車の場合は、本州でも、屈指の豪雪地帯である大峠を突破していかなければならない。トップの写真は、大峠の近辺にある除雪を断念して埋まってしまった家の写真になる。2mは積もっている。



車で会津から2時間半ぐらいで米沢へは到着する。雪国では、今日ぐらいの大雪でも、平時とあまり変わらぬ速度で移動するので、普段は2時間でいけるところなら、+30分ぐらいで到着できる。



駅ファブは、山形大学 LPICが主体になって、駅の2Fに開設した3Dプリンター・デジタル工房だ。米沢駅は、新幹線も停まる駅で、8万都市 米沢の中心に位置している。米沢には、山形大学工学部等が存在しており、4000人近い大学生が生活をしている。人口の5%が、大学生という文教都市である。工学部が存在している事により、東北でも有数の工業地帯として発展してきた歴史もある(PC Watch記事)。NECのノートパソコンは、NEC米沢が中心になり設計/開発/製造されたのは有名な話だ。今でも、Lenovoの国内向けノートパソコンは、米沢で作られている。


今日は、上杉雪灯篭まつり が開催されるらしく、駅は人だれけ。駅ファブの看板を目当てに、米沢駅の2Fへ。2Fの一番奥に、手作りの駅舎3Dプリンター工房の看板を発見。早速中にはいってみる。


中は、こんな感じ。駅の中なので、駅の放送がなるなか、3D Printerが動いている。


駅ファブにある機材は、Hajime が1台。


3D Printerは、UP! Miniが4台。


そして、3Dペンがたくさん。


今日は、駅ファブで子供や、留学生が3D Printにチャレンジしていた。駅ファブでは、もっとも、3D Printerが稼働しており、その待ち時間で、3Dペンで創作するケースが多いそうだ。レーザーカッターは3D Printerよりも人気がないらしい。3D Printerや3Dペンで、印刷難易度が高いオブジェクトがいろいろ作られていた。





そして、何よりも魅力的なのは、駅ファブにきた人は、誰でもすぐに、3D Printerを使える点である。3D Printerは4台あり、それぞれにPCが接続されているので、待たされる事もない。3D Printerの印刷の待ち時間には、3Dペンで、造形をおこなう事も可能である。そのような環境の中で、3D Printerと3Dペンの連携で造形する人もいるそうだ。下記のラーメンは、まさに、3D Printerと3Dペンの連携で作られている。


山形には、有志が集まって山形の全小中高校に3D Printerを設置する事を目標にしている、やまがたメーカーズネットワークなどの団体もある。駅ファブの運営は、山形大学のLPICで、LPICでは新しいタイプの3D PrinterのR&Dをおこなっている。山形では、様々なプレイヤが存在し、3D Printerを軸にいろいろなアクティビティをおこなっている。日本でもっとも3D Printerが盛んな県といっても過言ではなだろう。


駅ファブは、毎週土曜日運営されている。駅ファブの時間帯が終わると、駅ファブのスペースは、再び駅の施設に戻り、駅とも共存している。


大学が主体となったオープンなイノベーションの試みは、大学が本来持っていた地域のイノベーションの拠点の機能を取り戻すと同時に、イノベーションをおこす原動力になっていくのだろうと強く感じた。


金曜日, 2月 13, 2015

お一人様用回転漆風呂

金曜日, 2月 13, 2015 By

以前、お一人様用の漆風呂というものを作成したのですが、今回いくつか機能を追加しましたのでお伝えします。

その前に漆風呂について少しだけ説明させて頂きます。

漆風呂とは漆塗りを行ったものを乾かすための箱になります。
漆を乾かすためにはある程度の湿度が必要になりますので、湿らせた布などを下に置き、湿度を保つようにしています。
また、この乾燥風呂には一度入れたら終わりではなく、特に塗った直後は頻繁に上下を逆にして、塗った漆が偏らないようにしなければなりません。
その行程が手間であるのと、触れる機会が多くなる事でかぶれるリスクが増えるという理由から自動で回転できる漆風呂を作成することになりました。


それでは作成した回転漆風呂の話にもどります。

今回の変更で外観で変更した点は電源と液晶の追加です。
電池による稼働ではなく、コンセントより電源をとるように変更しましたので電池切れを心配する必要がなくなりました。

本体に液晶が追加されましたので、現在の状態が把握できるようになりました。

今回大きく変わったのはスマートフォン側のアプリになります。
前回とは全く異なり、漆塗りの雰囲気がでているのではないかと思います。
また、8時間の間、特定の時間単位で回転させるタイマー機能の追加もしています。
これにより漆塗りが大分楽になるのではないかと思います。

Fab蔵のワークショップに参加すれば、これと同じようなものが材料費だけで作成できますので、もし興味がある方はWorkshopに参加して頂ければと思います。