火曜日, 10月 28, 2014
今週の小ネタ vol.6
小ネタの島影です。
今週は3Dプリンタ出力物の補修についてお伝えします。
3Dプリンタで出力すると、接続部分が取れてしまった、割れてしまった、表面が一部へこんでいる等、色んな困った事があると思います。
もう1度出力すればうまくいくかもしれないけれど、出力に時間がかかってしまう・・・。
と、そんな時はこれを使いましょう。
はんだごてです。
本来は電子工作をするときにはんだを溶かす場合に使用するものですが、ABS等の素材を溶かす事ができる温度にできるので、こちらを使用します。
今回は以前作成したArduinoケースに対して、少し付け加えてようと思います。
こちらが付け加える素材です。
Fab蔵には、過去に出力失敗したものがたくさんあるので、そちらをカットして使用します。
無い場合はフィラメントでもOKです。
ケースに素材を乗せた状態です。
これをはんだごてでくっつけたいと思います。
接続部分にはんだごてを当て、溶かして下の部分に付けます。
無事くっつきました。
上の状態では少し荒いので、奇麗に整えます。
最初からこの形で出力したかのように奇麗になりました!
もう1点。
少し荒技な感じもするのですが、変形させることもできます。
今回はこの円形のものに穴を開けてみます。
中央にはんだごてを当てます。
少しだけ強めに押します。
穴が空いてきました。
穴が空いた後は、余分な部分をニッパーでカット、サンダー(固いヤスリ)や紙ヤスリ等で仕上げて・・・。
この通り!
奇麗に穴が空きました。
是非試して欲しいのですが、その前に3点ほど注意点があります。
1.換気をして空気がこもらないようにする。
2.はんだごては高価な物を使用しない。
3.使用後はすぐ奇麗に拭き取る。
後から修正することを前提に作成はしない方が良いと思いますが、もし困った場合はお試し下さい!
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