水曜日, 9月 17, 2014

妖怪ウォッチもどき作ってみた

水曜日, 9月 17, 2014 By

ペプシはコーラじゃ無ぇよ。ネタ担当の穂積です。

最近、妖怪ウォッチとなるものが流行っていて、なんかスゲー入手困難って話題になり、親が自作して子供にあげる動画などを見てホッコリします。
その動画を見て、これなら不器用な俺でも作れんじゃね?って勘違いして作ってみたら、なんかスタイリッシュな感じのものが爆誕しましたので紹介したいと思います。
実は前から実験的にいくつか作ったのですが、フと気付いた事があり、
「名前に”ウォッチ”と付いているのに、時計機能が無いのは不自然だ」
と、冷静に夢の無い事で悩んでしまい、それなら付けよう、ってな感じで作ってみました。

いきなり完成図(サムネ的な意味で)

今回も例のごとくレーザーカッターです。
準備するものは、
・アクリル板2mm厚
・ネジとナット2セット(M3で長さが20mmくらい)
・ダイソーで売っている腕時計(分解して時計部分が簡単に取れるやつ)
・ベルト(1本式2mm厚以下)
・妖怪コイン1枚(寸法取り用)
・イラストレーターで作ったデータ
・レーザーカッター
・出来上がった時に喜ぶ気持ち
です。

まずイラストレーターでデータを作成。
本家の妖怪ウォッチを持っていない上に入手困難なので、比較的入手しやすいコインをゲットして寸法を取ります。
メダルのサイズは直径約42mm、厚さは約4mm。
その寸法を元に、外枠を作っていきます。
全体の設計は想像だけで作成したので、本家とは全く形状が異なりますw

はめ込む時計の写真も表示。
イメージを重ねる事で、より一層設計がやり易い。

本家がコインをどうやって固定しているのか分からないので、とりあえずアクリルの柔軟性を利用して固定できる機構にします。(未だに本家を触った事が無い)
コインがセットされる時、コインが外れないように固定枠部分は円型して、しかもセットした時に「カシャ!」って吸い込まれるような感覚を付与したいと思い、枠の先の内側の部分を少し膨らませるように湾曲させます。

先がすこし膨らんでいるのが
お分かり頂けただろうか。

コインの厚さが約4mmなので、固定部分は2個作ります。

時計部分を固定する部分も作っていきます。
今回は全体の形に合わせて円型の時計を使いました。
せっかくなので、ボタン類も押せるようにアクリルでボタンを作るように切ります。
ボタンは単体で本体から落ちないようにし、尚かつ時計本体のボタン部分と干渉できるようにスライドできる機構にします。

時計のボタン部分に上手く干渉できる構図。
それでいて別途ネジ止めを必要としない設計。

単にハメ込むだけ事を目的としたカットではなく、スイッチっぽい物も同時に作り込んでしまいます。こういうの考えるの楽しい(*・ω・*)ねー。

各種パーツをレーザーカッターでカットしていきます。

全パーツ(ベルト除く)

あとは組み立てるだけです。
接着剤は一切使いません。面倒くさかったので
時計部分

今回の組み立てで一番のポイントとなるスイッチ部分。


ベルトも付けて…出来ましたー。


時計を組み込む部分などを想像だけで一発設計したのですが、割と仕上がりは上々でした。
これで本当の意味で「ウォッチ」と名乗れますねw

こんな感じで作りたいものがあったら、ぜひワークショップに参加していただき、普段は使えないレーザーカッターで色々作ってみてはいかがでしょうか?
お問い合わせはFab蔵スタッフまでお気軽にどぞー(*´ω`*)

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