水曜日, 9月 10, 2014
3Dプリンタと接着剤
こんにちは 島影です。
昨日、会津工業高校向け3Dプリンタ講座の第2回目が行われました。
今回はツールの使い方を教えて課題の物を作成するという流れでいくつかモデリングして頂きました。
今回は、この講座の件でお世話になっている女性の方にも学生さんと一緒に参加して頂きました。
今回の講座で学んだ機能を使用し、キャラクターをモデリングして3Dプリンタにて出力して頂きました。
これは、今までに試した事が無い要素が2つある出力物になっています。
1つは設置面の少なさです。
このキャラクターは下の部分がギザギザになっています。
通常、設置面が少ないと下側に置いてあるガラス板からはがれてしまい、ただしく出力されません。
なので、今回は3Dプリンタ用の接着剤を使用してみました。
もう1つは、下が空いている状態で平らな面を出力することです。
簡単に言いますと、コップを逆さまにして出力しているような状態です。
今まではこのような形は出力できないと思っていたのですが、素材や大きさによっては、このような形状でも出力できるようです。
もう1人の方が作成したものも出力します。
こちらはサポート付きの出力です。
できあがったものと、先日頂いた立方体では無いサイコロと組み合わせてキャラクターっぽくしてみました。
2つ並べてみました。
この角度から見るとしっぽにも見えますね。
右側はよくみると顔も出力してあります。
ちょっと怖いですけど、かわいい!
サポート付きの出力だったため、その部分を取り除きます。
こういう発想は男の人ではなかなか出てこないのではないでしょうか。
今までは出力時に出力物が反っていき、反った部分がフィラメント出力用のヘッドにぶつかることではがれてしまう、ということが多発していました。
ABSは反りやすい素材なのですが、PLAについても同様の事が発生します。
そこで、先ほども紹介しました接着剤です。
今回は3DプリンタのCube用の接着剤を使用しました。
以前からモデリングしていたのですが、出力できなかったものも、接着剤を使用すればこの通り!
接着剤ってすばらしい!
なお、この接着剤は水で洗い流して落とします。
取り外しの際は慎重に。
同じことで困っている方は一度接着剤で試してみて下さい!
0 コメント:
コメントを投稿